前作がかなり愛されていた作品でもあった
「トリックスターM」を真面目な概念で評価していく記事です。
最初に言っておくが辛口時々甘口評価もあります。
その点を踏まえた上でどうか記事を読んでほしい。
評価1 ゲームとしてのレビューと日本版について
韓国におけるレビューを見る限りだと
余りよろしいとはいえない現状である。
まあ前作が神ゲー(見方次第ではスルメ)だった事もあるのと
リネージュの味を加えたという事が原因で導入された
PVP要素(もはやPKになっているというが)に
よる苦情が大半の理由でもある。
ただ実際の所では韓国におけるNCソフトのレビュー評価は、
そのゲームの日本版になると評判がそれなりに良好になる
パターンが多い(単に評価の書き方が韓国プレイヤーの
方が上手でそれが皮肉にも低評価レビューが残ってるかもだが)
そのため、韓国版が評価がクソ扱いであっても、
日本版になるとそれなりの高評価になる事も十分にありえるのだ。
そして原則における
日本版のトリックスターMが出る場合は、
韓国は勿論海外参加が難しい形になる。
ただこれにはいくつか難点があり、PC版のかつての
トリックスターで海外の人と素敵な出会いを楽しめた
方から見れば少し味気ないわけですが、
一応NCsoftの代表作である「リネージュ2M」を例に取ると
「リネージュ2M」の韓国版運営はNCsoftであり、
「リネージュ2M」の日本版運営はNCsoft JAPANという別会社
(子会社だが一応別会社として扱う。)
リネージュ2Mの日本版の利用規約によると
リネージュ2Mにおける日本国外からの参戦は基本的に
NGとなっている趣旨の規約内容が記載されている。
(VPNを駆使すればできなくはないかもしれないが)
ただこれに関してはNCsoftの子会社である
NCsoft JAPANが「うちでトリックスターMを始めますよ」
と告知しない限り難しいわけだが、今のところ最有力候補が
NCsoft JAPANによるトリックスターM日本版運営体制だ。
なので話はだいぶずれたが、
韓国版の評価が悪すぎても危機感を抱く必要はないので、
日本版のみを遊びたい人は危機感を抱く必要はないです。
評価2 マップ上の構成物に関する評価
やはりモバイルベースのゲームという理由もあるのだろうか、
マップ上の移動エリア以外の建物には侵入ができなくなっている。
悪く言えばここあたりが「ハリボテっぽい」と思ってしまうかもしれない。
そしてマップの大きさがPC版よりも広く感じる作りになっていて、
その点を踏まえると、1人のマップ上に大多数のプレイヤーが入場できる
ようにして、それによるプレイヤー同士との衝突・協力を意図したような
設計に基づいているようにも思える。
そして街以外の殆どのエリアがPVP可能という要素もあって、
モンスターの取り合いには最後は拳やら銃やら杖で解決
という「俺を倒してから進め」状態になっている訳だが、
これには批判する内容の苦情も多い。
評価3 自動戦闘とミスマッチなPVP要素
マクロや不正行為のイメージからすっかり、
モバイルゲームでは当たり前の機能というイメージに
置き換わった「自動戦闘」は当然ながらモバイルゲームベース
の本作においても実装されているわけだが、
自動戦闘中のプレイヤーを狙ったPVPプレイヤーも多い為、
大体の場合は自動戦闘中のプレイヤーからの批判が多い。
そもそも忙しい現代人社会からみれば、
自動戦闘は当たり前の機能である訳だし、忙しい人から
廃人まで幅広く楽しめる場を提供できればある意味
モバイルゲームという過激な戦場を生き残れないかもしれない。
個人的には自動戦闘システムに何かしらの
安価な課金要素を加えておけば需要は伸びるかもしれない。
例えばだが「このアイテムを使って自動戦闘をすると
PVPを防げる」など。
評価4 キャラクター強化システム
一見複雑そうに見えるキャラクター強化類全般である
ステータスやアカデミーや装備強化システムだが、
実はシステムをよく理解していると分かる通り、
PC版旧トリックスターよりもシステム面がわかりやすい作り
になっているのだ。個人的にはPC版トリックスターの
装備強化システムは複雑で今でも理解しにくい所があるし、
キャラクターのポイントもPC版旧トリックスターよりも
項目が簡単化しており、非常にわかりやすい。
そしてTMレベルが廃止されている事により、
TMレベルの低さで泣いていたあの過去が懐かしいなあと。
評価5 ガチャの排出率
実は日本では廃課金ゲームの代名詞でもある
FGOよりも辛い設定なのだが毎日一定の時間
、いわゆる夜8時30分のボーナスアイテムで
ガチャが引けるのは良心的に思えてる。
ただ改善点を上げるとすれば白合成と緑合成
にもある程度天井はほしいかなと。
評価6 評価を5まで振り返って
ゲーム自体はまあ、あのカバリア島に帰ってこれると
いう内容なのだがPVPシステムの改善が望ましい。
いやそれ以上にガチャ確率も見直すべき。
いまいちか、はては神ゲーかといえば
今の段階ではイマイチ寄りかもしれないが、
日本版出る前に近い将来にPVP要素の改善を
行うという趣旨の回答があったという声があったので、
まだ伸びしろはある。
今後も見守っておこう。
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