うしくんのTwitterあります。(2023/11/05)

NC SoftがトリックスターMの失敗から学ぶべきこと1 顧客層の違い

ほぼNC SOFTへの反省を促す記事です…

トリックスターMの大惨事から、
トリックスターMのサービス終了からしばらくを経てから、
ようやく行き着いた筆者の考えがある程度まとまってきたので、
自分なりにまとめた記事を書いてみました。

正直なところ期待作が日本に来る前に潰れたのでブログネタが
殆ど無い…というのも正直ある。

教訓1リネージュの顧客層とトリックスターの顧客層の違い

まず頭に浮かんだのがリネージュの顧客層と
トリックスターの顧客層の違いだ。

知っている人も知らない人もあえて言うとすれば、
リネージュシリーズの韓国における支持層はおじさんユーザー達
が大半であり、反対にトリックスターの顧客層は20~30代の
いわば若年層及び女性客ら達である。

いわゆるゲームにいろんな意味合いで本気になれる人たちが大半の
リネージュプレイヤーと違ってトリックスターの顧客層は
カジュアル層も一定数存在しており、そういう
顧客層の違いもあり、やみくもになって儲けだけを優先した結果

リネージュ層のユーザーを重視した作りの完成度の低いゲームになってしまった。

正直な所課金がないと儲けがないのも一理あるが・・・

まあ課金するユーザーがいないとゲーム運営にも影響があるのだが、
課金ユーザーは絶対神ではない。なぜなら一人の課金できるお金が
1000万ウォンと考え、30人規模でカンパニーを運営しゲームを牛耳った
としてもそのゲームの運営と開発費であっさり3億ウォンは
消滅するからだ。なんせ、トリックスターMが潰れる前のエントリーブソフトの
負債額は80億ウォンだったからで、しかも10年以上も赤字経営が継続されていたのだから
そりゃ会社が潰れてしまうのも無理もないわなと。

スクエニの巨額の赤字もあるがあちらは大企業であり、
エントリーソフトはまだ中堅子会社であるのでスクエニと比べないように。


そしてNCSOFTは無課金ユーザー達からカジュアルな課金ユーザー達も
チリツモやらなにか別の形でゲームを盛り上げようとしているもにもかかわらず、
無課金ユーザーを乞食ユーザーとして迫害している核課金(日本で言う廃課金)
を排除せずに放置し続けた結果、ゲームがゲームとして成り立たない状態に
なってしまった事を踏まえて反省するしか無いと思う。

もしエントリーソフトのカジュアルゲーマー層向けのゲームへの
野心がまだ残っているのであればこの失敗を無駄にしないようにしてほしい。

NCSOFTへ

子会社であるエントリーブソフトの倒産処理は
冷たい目でみればトカゲの尻尾切りかもしれないが、
もうちょっと子会社の個性を大事にしたゲームを作らせて
ほしかったですね。